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ニューオーリンズ観光で超絶オススメしたい観光スポット7選

ニューオーリンズ観光で超絶オススメしたい観光スポット7選

アメリカ南部のルイジアナ州に位置するニューオーリンズに訪れるまで、”巨大ハリケーン「カトリーナ」が直撃して大きな被害を被った街”というイメージしか持っていませんでした。

 

実際に訪れてみると、かつてフランスやスペインによる植民地支配されていた時代の影響を感じさせる建築様式様々な文化が融合してユニークな顔を見せる街の雰囲気そしてジャズ発祥の街として街中の至る所で聴こえるストリートジャズなどこれほど様々な魅力があるアメリカの街はないのではないかと思いました。

当初は、ニューオーリンズ市だけで10日間も観光する必要性はないんじゃないかと思っていましたが、それは大きな間違いでした。正直に言って、ニューオーリンズ市だけで10日間毎日楽しく観光できる場所が揃っていました。

 

今回の記事では、ニューオーリンズ観光で訪れて面白かった、絶対にオススメしたい地区そして博物館7つを紹介したいと思います。

 

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フレンチ・クォーター

フレンチクォーター①

フレンチ・クォーター① ※執筆者が撮影

ニューオーリンズ市内で最も観光客が訪れる場所、フレンチ・クォーターはかつてフランスやスペインに植民地支配されていた当時に建設された家屋が残る地区の総称です。

この地区に足を踏み入れるとアメリカという感じはせず、西ヨーロッパらしさを強く思い起こす区域です。

この区域には地元住民もまだ居住しているところもあるようですが、ほとんどが買い物客をターゲットにしたショップやレストラン、バーが連なっています。特に、バーボン・ストリートと呼ばれる通りは夜になると、酔っぱらいがたくさん集まる場所となり、別の顔を覗かせています。

 

フレンチクォーター②

フレンチ・クォーターの大通り、カナル・ストリート ※執筆者が撮影

フレンチ・クォーターの南側に位置する大通りカナル・ストリートには、トラムが走る線路上にヤシの木が立ち並んでいるために南国の街マイアミを強く思い起こさせます。

この通りには、大規模なホテルが立ち並んでおり、多くの観光客がこの通り沿いのホテルに宿泊しているようです。

 

ジャクソン・スクウェア

ジャクソン・スクウェア ※執筆者が撮影

そして、フレンチ・クォーターの中心地ともなっているジャクソン・スクウェアと呼ばれる小さな公園には、象徴的建物ともなっているセント・ルイス大聖堂を背景にして写真撮影する人がたくさんいます。

このジャクソン・スクウェア近くには、ニューオーリンズ名物のドーナッツが食べられる「カフェドゥモンド」本店が位置しており、足を運ぶべきお店となっています。

 

ブードゥー博物館

ブードゥー博物館①

ブードゥー博物館① ※執筆者が撮影

上述したフレンチ・クォーターに位置しているブードゥー博物館は、世界でも有数のユニークな博物館です。

ブードゥー教と言えば、憎むべき相手を模型にした人形に釘を刺して呪ったり、悪魔崇拝的な儀式を行ったりと不気味なことを行う宗教というイメージも強いはずです。

そんなブードゥー教は昔からニューオーリンズで親しまれていた宗教であったために、小規模ながらブードゥー教の歴史的背景が分かる博物館があります。

 

ブードゥー博物館②

ブードゥー博物館② ※執筆者が撮影

入場料は大人一人7$と博物館の規模にしては少し高いような感じもしましたが、店内に展示されている物や説明などはここでしか学べないものばかりなので、 見学して損する気持ちにはなりません。

上述したように、ブードゥー教は悪魔崇拝的なイメージを持っていましたが、実際にはそうした目的だけでなく、健康や恋愛など生活に密着した普通のことを祈願する儀式もあり、そういう面では日本の神道と似通っている部分も見受けられました。

そのため、呪いなどの悪魔崇拝ばかりに目がいきがちになってしまっている傾向は、ある意味で作られたイメージであることが分かりました。

 

ブードゥー博物館③

ブードゥー博物館③ ※執筆者が撮影

また、博物館内には聖母マリア像やイエス・キリストの絵が飾られていたりと、キリスト教と混ざり合っている文化も見て取れました。こうした文化的側面自体、ブードゥー博物館を通じてでしか知ることの出来なかった部分なので、非常に楽しめる展示内容です。

館内は1階分しかなく狭いために、観光客があまり訪れそうにない午前中に訪れることをオススメします。

公式サイト:https://www.voodoomuseum.com/

 

薬局博物館

薬局博物館①

薬局博物館① ※執筆者が撮影

この薬局博物館はアメリカで初めてライセンスが付与されて、合法的に運営が開始された薬局です。

館内に内装されている家具や展示されている物品は、残念ながら当時使われていたものではなく、ニューオリンズ市内の他の薬局で使用されていた家具や物品を収集して博物館となっています。

しかしながら、博物館の建物自体は使われていた当時のままとなっていることで、歴史的に価値のある博物館です。

 

薬局博物館②

薬局博物館② ※執筆者が撮影

この博物館では、週に2回だけ(火・木曜日の13時)博物館の受付にいる男性が、約1時間ほど館内で無料ツアーを行ってくれます。私が訪れた曜日と時間は、幸運なことにちょうどピッタリだったため、無料ツアーをしっかりと聴いてみました。

このツアー前半には薬局博物館の成り立ち、薬局が建設された19世紀当時のニューオリンズの様子、当時の薬がどのようにして街の人々に使われていたのかなどの概要をマニアックにガンガン説明してくれます。

そして、ツアー後半には店内に展示されている物品で興味深いものをショーケースから一つ一つ取り出して、当時どのように使われていたのかを詳細に説明してくれます。

こレほど有益な情報を提供してくれるツアーが無料で開催していいものだろうかと感動するほど、その内容と彼のプレゼン能力は凄まじいほどでした。そのため、1時間ぶっ通しのツアーが終わった後には、聴衆全員から溢れんばかりの拍手が起きました。

 

薬局博物館③

19世紀に医療目的で使用されていたアヘン ※執筆者が撮影

店内に展示されている数々のものは、今までに見たことのないものばかりで本当に面白いです。例えば、アヘン戦争という歴史からご存知だと思われる麻薬の一種アヘンは、19世紀当時のニューオーリンズで薬として処方されていたことが分かる展示品。

入場料もたったの大人一人5$で、これほどの展示内容を見る・知る・聞くことができる博物館はめったにないと思います。絶対に見逃せない博物館です!

公式サイト:http://www.pharmacymuseum.org/

 

国立第二次世界大戦博物館

第二次世界大戦国立博物館①

第二次世界大戦国立博物館の中央建物 ※執筆者が撮影

観光情報サイトTripAdviserのデータによれば、世界で2番目に最も人気とされている博物館が、この国立第二次世界大戦博物館

実は今回のニューオーリンズ観光で最も楽しみにしていた観光スポットが、この博物館でした。なぜならば、第二次世界大戦という一時代に絞った展示内容だけでなく、アメリカと旧日本軍が闘った太平洋戦争をテーマにした展示場も用意されてるからです。

また観光客レビューでも、大規模な博物館であるために一日中楽しめる博物館ということで、私も朝から夕方の閉館するギリギリまで博物館で観覧していました。しかし、ゆっくりと観覧していると、一日だけでは足りなくなるほどの規模を持つ博物館です。

 

第二次世界大戦国立博物館②

太平洋戦争を展示する”Road to Tokyo” ※執筆者が撮影

この博物館の特徴は、歴史博物館でもあり、軍事博物館でもある側面です。つまり、当時のアメリカ兵だけでなく、旧日本兵やドイツ兵・イタリア兵の遺品や貴重な資料がたくさん展示されています。

そうした展示品を分析して作られた一つ一つの物語は、これまでに知らなかったものばかりで、本当に面白かったです。

各展示会ブースの途中には、映像作品を通じてどのようなことが第二次世界大戦で起きていたのかを詳しく説明してくれます。

 

第二次世界大戦国立博物館③

博物館内のメインホールに展示されている使用された戦闘機など ※執筆者が撮影

また、上記の写真のような展示品もすべて実際に使われていたものであり、大人だけでなく子供も楽しめる展示内容となっています。そのため、子供連れの家族も多く見かけました。

絶対に見逃せない博物館です!博物館内で1日過ごす予定を立てて、絶対に行きましょう!

公式サイト:https://www.nationalww2museum.org/

 

ルイジアナ州立博物館(ジャクソン・スクウェア前)

ルイジアナ州立博物館①

ルイジアナ州立博物館① ※執筆者が撮影

記事冒頭で紹介したジャクソン・スクウェアの眼の前に位置するルイジアナ州立博物館は、観光客にあまり人気のない博物館であるものの、巨大ハリケーン「カトリーナ」がニューオーリンズを直撃した時に残されれた貴重な歴史的資料を展示しています。

当時まだ中学生くらいだった私にとっても、ハリケーン「カトリーナ」の印象は強く残っているものの、実際にニューオーリンズで何が起きていたのかについては当時の日本メディアが報じる内容だけでしか知っていませんでした。

その一方で、この博物館に展示されている内容や当時の状況を伝える展示内容を知ると、私が知っていた事実はほんの一部であったこと、またメディアで報じられていた内容は実際の内容と大きくかけ離れていたものだったと感じました。

 

ルイジアナ州立博物館②

家に孤立した男性が緊急事態のために、履いていたジーンズに個人情報や保険番号を記載していた ※執筆者が撮影

カトリーナに関する展示ブースでは、当時の地元メディアが報じていた映像資料とともに「実際に何が起きていたのか」という真実を伝えるジャーナリズム目線で訴えかけています。

例えば、事前避難に間に合わず市内に留まったアフリカ系アメリカ人の多くは、市民による混乱をコントロールするために州兵から市内に閉じ込められて、真夏日の昼間に路上で助けを待っていた映像。そして、彼らの苦情や訴えに対して、銃を向けたり発砲したりする州兵や警察官たち。

こうした映像を見ると、カトリーナによる家屋や街の損害よりもハリケーン通過後に市民が直面した過酷な状況こそが大きな怒りと悲しみをもたらしたものだということが分かりました。

 

ルイジアナ州立博物館③

ある家屋のシャッターに書かれたメッセージ ※執筆者が撮影

あまり大規模な博物館ではないものの、入場料6$でハリケーン「カトリーナ」がもたらしたものを知る良い機会になるかと思います。ニューオーリンズ市の中心部に位置しているので、時間があったらぜひ訪れてみてください!

公式サイト:https://louisianastatemuseum.org/

 

マガジン・ストリート

マガジン・ストリート①

マガジン・ストリート① ※執筆者が撮影

マガジン・ストリートは、ニューオーリンズ市内の通りで、長い長い通りの両側にたくさんのアンティークショップやアートギャラリー、カフェ、独特な個人経営のお店などが立ち並ぶショッピング・ストリートになります。

 

マガジン・ストリート②

マガジン・ストリート② ※執筆者が撮影

このマガジン・ストリートに特徴的なのは、いわゆる最先端の流行を取り入れるヒップスターが好むデザインのお店がたくさん立ち並んでいることです。

そのため、買い物などせずともこのマガジン・ストリートを歩いているだけでもすごい楽しいです。

 

マガジン・ストリート③

マガジン・ストリート③ ※執筆者が撮影

午後の暇な時間にでも散策をしてみると、好みの店や掘り出し物が見つかるかもしれませんよ!

 

ラファイエット墓地1番

ラファイエット墓地1番①

ラファイエット墓地1番① ※執筆者が撮影

最後に紹介したい観光スポットは、ニューオーリンズで最も有名な墓地になります。なぜ墓地なのかというと、他では見かけたことのないような形状をした墓石を見かけることができるからです。

 

ラファイエット墓地1番②

ラファイエット墓地1番② ※執筆者が撮影

上記の画像を見てもらうと分かるように、墓石が小さな家のような形状をしていると思います。そして、この小さな家のような形をした墓石の中には、遺体が入った家族の棺が縦に並べて「埋葬」されています

埋葬と言えば、通常であれば地下に埋葬するはずだと思いますが、ニューオーリンズの昔ながらの墓石は「地上」に埋葬します。なぜならば、ニューオーリンズの土地は海抜よりも低いために、地下に埋葬すると後に地上へ出てきてしまうからだそうです。

 

ラファイエット墓地1番③

ラファイエット墓地1番③ ※執筆者が撮影

こうした独特のデザインをした墓石が並ぶ墓地は、ニューオーリンズでしか見ることができない貴重なものです。入場料などはなく、自由に出入りできるため多くの観光客にも人気なスポットとなっています。

気になる方はぜひ訪れてみてください!

 

以上、ニューオーリンズ観光で訪れて面白かった、絶対にオススメしたい地区そして博物館7つでした!

 

オランダのハーグに在住しながら、セルビア(旧ユーゴスラヴィア他諸国)で起きている現状を独自の目線で発信するフリージャーナリスト。オランダの社会文化や現地での海外生活を最前線から追いながら、かつてセルビアに留学した執筆者が、旧ユーゴスラヴィア地域の社会問題を取り上げていく。お問い合わせは、info@kotaro-journal.comまで。


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オランダの社会文化や現地での海外生活を最前線から追いながら、かつてセルビアに留学した執筆者が、旧ユーゴスラヴィア地域の社会問題を取り上げていく。

お問い合わせは、info@kotaro-journal.comまで。

大学時代に旧ユーゴスラヴィア史を研究し、1年間セルビアに留学。旧ユーゴ史研究者に少し憧れたものの諦める。現在は、オランダ・セルビアに特化した記事を書くフリージャーナリストとして活動。

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