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東欧セルビアで初めてとなるクラフトビール「カビネット」!

東欧セルビアで初めてとなるクラフトビール「カビネット」!

2014年2月にセルビアにとうとう初めて国内で生産されるクラフトビールが誕生した。その名は・・・

「カビネット(Kabinet)」

 

東欧セルビアで初めてとなるクラフトビール「カビネット」は、現在セルビア首都のベオグラードを中心に様々なカフェで提供されるようになり、ビール愛好家のセルビア人の間で急速に人気を高めてきました。

このクラフトビール「カビネット」が開業する際に、セルビア国内で誕生していく新進気鋭のデザインを紹介するオンライン雑誌サイト「Designed.rs」が「カビネット」の創業者にインタビューした際の記事がセルビア語で存在しています。

このインタビュー記事では、どのようにしてセルビアで初めてとなるクラフトビール「カビネット」が誕生したのか、「カビネット」創業者が語るクラフトビール製造の哲学、そしてどのような特徴を持ったビールを製造しているのかなどを知ることができる貴重な記事となっています。

 

しかしながら、このインタビュー記事はセルビア語だけでなくどの言語でも唯一となる「カビネット」の概要が分かるものとなっています。

今回の記事では、このクラフトビール「カビネット」の存在を日本人ビール愛好家の間でも知名度を広げたい願いもあって、「Designed.rs」の協力のもとに、このインタビュー記事の日本語翻訳を行ったものをこちらのブログで紹介します。

原文記事は、こちらの「Od februara meseca Beograd i Srbija bogatiji su za prvu zanatsku, mikropivaru u regionu, pod nazivom KABINET BREWERY」となります。

 

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セルビア初のクラフトビール「カビネット」

カビネットの醸造所内

カビネットの醸造所内 出典:designed.rs

ベオグラードとセルビアは、地域で初めてとなるクラフトビール「カビネット」を2月(2014年)に迎える。

 

これまでに未開発であった領域への大きな投資によって、「カビネット」はクラフトビール事業をうまく軌道に乗せられるか開業当初から証明してきた。このクラフトビール事業は、私たちセルビア人にとって関係のない話のようであったものの、ヨーロッパとアメリカ両地域では高く評価されると同時に、成長著しい事業だ。

そのクラフトビール世界の現場が垣間見れる映画として、ビール工場を舞台にした恋愛映画「ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式 」はおすすめである。

 

 

「カビネット」は、単純明快なビジネス哲学を宣伝広告として推進することを目指している。このビジネス哲学とは、品質の高い輸入原材料を使用して、フィルタリング・低温殺菌されていないクラフトビールを限られた量で製造する独立形態のビール醸造所である。

カビネットは、ペールやエール、IPA、APA、ベルギーブロンド、ポーター、ピルスナーなど様々な種類のビールを提供しており、他にも「コスマイスカ・ヴァリオニツェ」と呼ばれる個人醸造家から作られる独創的なビールも提供している。さらに、興味深い共同制作の案も準備しているが、ここではまだ触れないでおく。

カビネット

出典:designed.rs

 

「カビネット」のビール醸造所は、ソポットのネメニクチャマ地区(首都ベオグラードから車で約1時間)に位置しており、住所はデスポタ・ステファナ・ラザレヴィチャ通り11番(詳細は記事内下部にて)だ。

カビネットのビール醸造所は非常に現代的な構造で建築されていて、ベオグラード出身の著名な建築家ジョルジェ・ゲツによってデザインされた。この醸造所が完成して写真撮影の準備ができ次第、みなさんに公開される予定だ。

 

 

「カビネット」はセルビアで最初のクラフトビールであり、度重なる研究と協賛してくれる投資家たちの募集などに費やしてきた長い準備期間を経て、とうとう2月から公式に稼働し始めた。「カビネット」のプロジェクトは、野心的なミレンティイェヴィチ夫婦のアイディアであり、セルビアで先駆者となるこの事業に大胆に足を踏みいれることとなった。

小規模なビール醸造者である個人醸造家やパブとしても運営されるビール醸造所、クラフトビール醸造所などは、10年以上も世界ビール事業には存在しており、自由な市場競争が生まれている一方で、近年になってセルビアでも徐々に人気が出始めてきたものだ。

カビネット

出典:designed.rs

 

カビネット醸造所は独特な風味をアクセントとしながら、高品質の天然原材料だけを使用してビールを製造している。著名なアーティストによってデザインされたラベルが貼られて、限られた数だけのビールを製造する施策は、輸入原材料とコスマイ山原産の水からフィルタリング・低温殺菌されていないビールを製造する最初のクラフトビール「カビネット」の主要コンセプトである。

セルビアで最初のクラフトビール「カビネット」のロゴは、我々のポータービールのラベルデザインも手掛けたネマニャ・イェフリチュカ(デザイン会社Lorem Ipsum創業者)によって手掛けられている。

カビネットのロゴマーク

カビネットのロゴマーク 出典:designed.rs

 

《創業者であるコサラとブラニミル・メレンティイェヴィチ夫妻に質問をした》
いつ、そしてどのようにカビネット開業のアイディアは誕生したんですか?

「カビネット」開業のアイディアは、セルビアには質の高いビールの選択肢があまりなかったことに対する不満から、2012年の始まりに誕生しました。私たちの願いは、長年に渡ってビール製造の伝統を受け継ぎ、ビールをこよなく愛する国として有名なセルビアがようやくクラフトビールの世界的な革命の一部となることでした。

 

オランダのハーグに在住しながら、セルビア(旧ユーゴスラヴィア他諸国)で起きている現状を独自の目線で発信するフリージャーナリスト。オランダの社会文化や現地での海外生活を最前線から追いながら、かつてセルビアに留学した執筆者が、旧ユーゴスラヴィア地域の社会問題を取り上げていく。お問い合わせは、info@kotaro-journal.comまで。


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大学時代に旧ユーゴスラヴィア史を研究し、1年間セルビアに留学。旧ユーゴ史研究者に少し憧れたものの諦める。現在は、オランダ・セルビアに特化した記事を書くフリージャーナリストとして活動。

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