KOTARO JOURNAL

東欧セルビアで初めてとなるクラフトビール「カビネット」!

このクラフトビール革命は、30年ほど前にアメリカで起き始め、ここ10年ほどの間にはヨーロッパ、とくにイギリスやスカンディナビア諸国、イタリアでも起き始めました。

小規模な醸造所であるクラフトビール醸造所は、数えきれないほどの様々なビールの品質、古くからの製造過程、人工添加物を一切使用していない健康的な工程、原材料の選定を誇りに感じています。

また、斬新で、時として挑発的なデザインを保持しながら、独立形態として経営していることも誇りに感じています。価格が通常のビールよりも少し高いものの、こうした特徴が急速に人気を高めた要因となっています。

クラフトビール「Brrkaaa」

クラフトビール「Brrkaaa」 出典:designed.rs

 

クラフトビールの哲学以外に何か教えてくれませんか?

クラフトビールの特徴には、好みに合わせて選ぶ自由、独創的に製造する自由、品質を追い求める自由、また飲料水であるビールの価値観に対して、そしてクラフトビールが表現するアイディアに関して、相互に尊敬の念を訴える自由が挙げられます。

世界で最も古い飲料水であるビールが、本来あるべき根本に立ち返り、評価されるべき立ち位置に登り詰めるまでに、これほどの長い年月がかかったことは信じられません。

ビールは無限大の可能性、スタイルや風味、アロマなどの様々なバリエーションから400種類以上のセレクションを提供できる特別な飲料水です。

クラフトビール「Porter」

クラフトビール「Porter」 出典:designed.rs

 

「カビネット」はどのようなビールを提供していますか?

私たちのビールは、コスマイ山の麓の陽が当たる坂道に位置する醸造所で製造されています。私たちのビールは、ベルギー産モルトとフランス産酵母、世界中から輸入されたホップを使用して製造されています。現在のところ、カビネットは7種類のビールを製造しています。

ラガービールとして、少量のビスケットやリンゴとバナナのアロマがほのかに香るベルギースタイルのビール「Plavo(青)」、グレープフルーツの風味がアクセントとなっているアメリカ産のカスケードホップが含まれたドライでホップの香りが強いインディア・ペールエール「IPA Cascade」、爽やかなオレンジの風味と良い泡立ちの特徴を持つアメリカン・ペールエール「Brrkaaa」。

ペールエールは2種類のセレクションがあります。爽やかなシトラスの風味があって飲みやすい「Alino oko」、ミントとパイナップルの風味がある「Bastardo」。

予想できないアロマの香りを持つ驚きのピルスナー「Vertigo」。

黒ビールとしては、現在のところ1種類だけ製造しています。異なる4ヵ国で生産された4種類のホップに、コーヒーとチョコレートの風味を持つイングリッシュ・スタウトビール「Porter」。

クラフトビール「IPA Cascade」

クラフトビール「IPA Cascade」 出典:designed.rs

 

 

「カビネット」が製造するクラフトビールは、ビールが持つ深い味わいが様々な料理と一緒に楽しめるようにと考えて、0.33ℓと0.75ℓタイプのボトルで提供されています。そして、6本のビールが特別仕様のパックに詰められています。また、我々は0.5ℓタイプのボトルでも今後提供していく予定です。さらに、生ビール用サーバーもレンタルしていく可能性もあります。

カビネット

出典:designed.rs

 

0.33ℓタイプのビールを24本以上購入された場合、10%の割引を受けることができます。この10%の割引は0.75ℓタイプのビールを6本以上購入された場合にも適応されます。

クラフトビール「カビネット」の6種類のラベルデザイン

クラフトビール「カビネット」の6種類のラベルデザイン 左上から「Brrkaaa」、「Plavo」、「IPA Cascade」、「Bastardo」、「Porter」、「Alino oko」。 出典:designed.rs

 

「カビネット」は最初に7種類の異なるラベルを発表しています。以下に記載するデザイナーがこれらのデザインを担当してくれました。

  • ヴラティスラヴ・ミレンコヴィチ:アメリカン・ペールエール「Brrkaaa
  • ヨヴァン・ミコニッチ:ベルギースタイルのビール「Plavo
  • マリオ・コラリッチ:インディア・ペールエール「IPA Cascade
  • Studio Metaklinika:ペールエール「Bastardo
  • ネマニャ・イェフリチュカ:イングリッシュ・スタウトビール「Porter
  • アレクサンダル・ミリヴォイェヴィチ:ペールエール「Alino oko
  • スラヴィミル・ストヤノヴィチ:ピルスナー「Vertigo

 

ピルスナー「Vertigo」のラベルデザイン

ピルスナー「Vertigo」のラベルデザイン

更なる風味や組み合わせ、ラベルは続々登場していく予定となっています。

翻訳者:こーたろー

 

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あとがき

カビネット

ベオグラードのバーにて翻訳者撮影(2017年10月下旬)

こちらの翻訳したインタビュー記事は、2014年初頭に行われたものとなっています。

そのため、現在までに「カビネット」が提供するビール(期間限定のもの含めて)は、28種類にまでのぼります。そのため、インタビューが行われた2014年から4倍の種類を製造してきたことになります。これら他のビールの特徴やラベルデザインなどは、彼らの公式サイト(こちら)で見ることができます。

 

以下のインタビュー動画では、「カビネット」醸造所で新たなビールの作成に日々取り掛かり製造している従業員の姿勢、そしてどのような醸造所なのか内部を概観することできます(音声はセルビア語のみ)。

 

現在はヨーロッパを中心にして、様々なクラフトビール展示会や催し物に出店しているようなので、セルビア国外でも目にする機会があるかもしれません。

もし見かけたときは、セルビア初のクラフトビール「カビネット」を手に取って、彼らの斬新で洗練されたラベルデザインやそれぞれ面白い特徴のあるビールを味わってみて下さい!

先日、「カビネット」の創業者であるブラニミル・メレンティイェヴィチ氏とコンタクトを取りました。実は、彼ら夫妻は2016年に東京を訪れる機会があり日本文化に直接触れた体験から、セルビア初のクラフトビール「カビネット」の日本市場進出に前向きであり、ぜひ挑戦してみたいと話してくれました。

今回のインタビュー記事を読んで、セルビア初のクラフトビール「カビネット」にご関心のある方は、「お問い合わせ」よりご連絡ください。

 

公式サイトhttp://kabinet.rs/(英語表記あり)
Facebook@KabinetBrewery
Emailkabinet@kabinet.rs
住所: Despota Stevana Lazarevića 11, 1450 Nemenikuće, Serbia

 


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執筆者のプロフィール

Kotaro

フリージャーナリスト&英語・セルビア語通訳者
ブログ運営者のプロフィール

オランダのハーグに在住しながら、セルビア(旧ユーゴスラヴィア他諸国)で起きている現状を独自の目線で発信するフリージャーナリスト

オランダの社会文化や現地での海外生活を最前線から追いながら、かつてセルビアに留学した執筆者が、旧ユーゴスラヴィア地域の社会問題を取り上げていく。

お問い合わせは、info@kotaro-journal.comまで。

大学時代に旧ユーゴスラヴィア史を研究し、1年間セルビアに留学。旧ユーゴ史研究者に少し憧れたものの諦める。現在は、オランダ・セルビアに特化した記事を書くフリージャーナリストとして活動。

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